【どっちを選ぶ】ローバーのタホーとチベットの違い|スペック比較と選ぶべき理由

ローバー タホー チベット 違い

本格的な縦走登山や重い荷物を背負う山行において、足元を支える登山靴の選択は非常に重要です。信頼性の高いドイツの登山靴ブランドであるローバー(LOWA)の中でも、特に多くの登山者から支持されてきた名作が「タホー」と「チベット」です。

これらのモデルは、どちらもヌバックレザーを使用した堅牢なハイカットブーツという共通点を持っています。しかし、その細部の設計や特徴には明確な違いがあり、それぞれ異なる魅力を持っています。

本記事では、タホーとチベットの構造的な違いからスペック比較、実際のユーザーからの口コミ、さらにはメンテナンス方法までを詳しく解説します。これから長く付き合える一足を探している方は、ぜひ参考にしてください。

\比較の入口へ/

ローバー
¥39,998 (2026/10/23 18:59時点 | Amazon調べ)
比較項目タホープロII GTチベット GT
価格◎△
足首のサポート力○◎
重量の軽さ○△
足馴染みの良さ◎◎
日本人の足型対応◎△
耐久性(ラバー高)○◎

【PR・広告】
本記事には広告・アフィリエイトリンクが含まれます。掲載商品をご購入される場合、当サイトが紹介料を受け取ることがあります。
商品の価格・在庫・送料・販売条件は各サービスでご確認ください。表示中の価格等は参考情報であり、変更・終了することがあります。

目次

ローバーを代表する登山靴タホーとチベットの基本設計と違い

ローバーの登山靴は、その優れた耐久性とフィット感から、世界のアルピニストに愛され続けています。特に「タホー」と「チベット」は、重厚な作りと安定した歩行性能を兼ね備えた、ブランドを代表するモデルです。

ローバー タホー チベット 違い ローバーを代表する登山靴タホーとチベットの基本設計と違い
※画像はイメージです

これらの靴は一見すると非常に似ていますが、過酷な山行での使用を想定して設計されたチベットには、タホーとは異なる多くの進化が盛り込まれています。それぞれの構造的なアプローチには明確な違いがあります。

これから本格的な登山靴を選ぼうとしている方に向けて、まずは両者の外観や設計思想における決定的な違いについて詳しく見ていきましょう。

道具を選び中のあなた

タホーとチベットはどちらも同じハイカットに見えるけれど、具体的に何が違うのだろう。

ソトギア

一番の違いは、足首部分 of シューレースフックの数とそれに伴うカットの高さ、そして全体的な重量にあります。

シューレースフック数と足首のカット位置における構造的な差異

タホーとチベットを比較した際、最も分かりやすい視覚的な違いがシューレースフックの数です。タホーよりもチベットのほうが、靴紐を固定するためのフックが1段多く配置されています。

このフックが1段多いことによって、チベットの足首周りのカット位置はタホーよりも高くなっています。すなわち、チベットのほうがより深みのあるハイカット仕様に設計されているということです。

足首のカットが高くなることで、足首全体のホールド感が格段に向上します。不整地や岩場などの不安定な路面を歩く際にも、足首が左右にグラつくのを強力に防ぐ効果があります。

道具を選び中のあなた

ハイカットの登山靴は足首が固定されて歩きにくいのではないか。

ソトギア

最初は硬さを感じるかもしれませんが、正しく紐を締めれば登り坂や下り坂で足首をしっかりとサポートし、かえって疲労を軽減してくれます。

足首がしっかりと固定される一方で、フラットな道や緩やかな坂道では、足首の自由度がやや制限される側面もあります。タホーは適度な自由度を残した設計ですが、チベットはガッチリと固定するフィーリングです。

この設計の違いは、登る山の険しさや歩行スタイルによってどちらが適しているかを分ける大きな要因となります。ホールド性を最優先するか、歩きやすさを重視するかで評価が分かれます。

ラバーの巻き上げ高とカフの高さがもたらす耐久性とサポート力の差

チベットというモデルは、もともとタホーやバンフといったローバーの伝統的なモデルをベースに開発されました。よりハードな縦走を行う登山者のニーズに応えるために進化した経緯があります。

そのため、チベットはタホーよりもソールの周囲を覆うラバーの巻き上げが高く設定されています。この高いラバーが、鋭い岩場などでの摩擦や衝撃からレザーを保護する役割を果たします。

さらに、足首を包み込むカフ(履き口)の高さ自体も、タホーに比べて高くなっています。これにより、歩行時に砂利や小石が靴の内部に侵入するのを防ぐ効果も向上しています。

カフの高さは、単にゴミの侵入を防ぐだけでなく、足首の関節を保護する役割も果たします。特に足首の筋力が弱い初心者や、長時間の歩行で疲労が溜まった状態において、このカフの高さが関節のブレを強力にサポートします。

ラバーの巻き上げが高い設計は、泥地や残雪期の濡れた登山道を歩く際にも効果的です。水分の染み込みを防ぐラバー面積が広いため、レザー自体が濡れて重くなるのを防ぎ、結果的に快適な山行を維持することができます。

片足の重量バランスと歩行時における疲労感の違い

チベットは、足首のカットが高くなり、ラバーの巻き上げも高くなったことで、構造的に重くなっています。ハイカット仕様に進化させたぶん、靴全体の重量が増しているのです。

登山において、足元の重量は歩行時の疲労感に直結する非常に重要な要素となります。一般的には、靴が軽ければ軽いほど、長距離を歩いたときの疲労は軽減されるとされています。

しかし、チベットのように重量がある靴には、重い荷物を背負った際の安定感を支えるという利点もあります。靴の自重と剛性が、足裏にかかる荷重を均等に分散してくれるためです。

チベットの重量は、慣れないうちは足が上がりにくく感じる原因になるかもしれません。しかし、ソールの形状が歩行時の足の振り出しを助ける設計になっているため、実際には数値ほどの重さを感じにくいと評価されています。

一方で、軽量なタホーは、軽快なステップを踏むことができるため、スピード重視の登山や長距離を素早く移動するファストパッキング的な要素を取り入れた登山スタイルにも柔軟に対応できます。

ここがポイント

  • チベットはシューレースフックが1段多く足首のカットが高い
  • チベットのほうがラバーの巻き上げが高く耐久性に優れる
  • ハイカット仕様のチベットはタホーよりも重量がある
  • タホーは動きやすさと足運びの軽快さに優れている

スペック比較表とそれぞれの登山靴が適している用途・シーン

登山靴を選ぶ際には、製品の数値的なスペックや設計上の特徴を把握することが不可欠です。タホーとチベットは、いずれもローバーを代表するモデルですが、そのスペックには明確な差があります。

ここでは、それぞれのモデルの具体的なスペックを比較表に整理しました。そのうえで、どのような登山シーンにおいてそれぞれの強みが発揮されるのかを詳しく解説します。

比較表を参考にしながら、自身の登山目的や足のタイプに合うモデルがどちらなのかをイメージしてみてください。

道具を選び中のあなた

スペックの数字だけを見ると、どちらも本格的すぎて違いがわかりにくい。

ソトギア

数値だけでなく、シャンクの有無や重量、足型へのフィット感など、実際の歩行性能に関わる部分に注目しましょう。

タホープロII GTとチベットのスペックを徹底比較

まずは、両モデルのスペックを比較表で確認してみましょう。なお、チベットについては現在生産終了となっていますが、比較のためのデータとして記載しています。

\ローバー タホーと比べる/

ローバー
¥39,998 (2026/10/23 18:59時点 | Amazon調べ)

タホープロII GTの価格は48,400円となっており、本格的なレザー登山靴としてはバランスの良い設定です。一方、チベットはより高価な価格帯(スーパーウォーム等は58,300円)で展開されていました。

スペック面では、タホープロII GTの26.5cm相当の片足重量が870gであり、シャンクが搭載されています。これにより、ソールに適度な硬さがあり、荒れた路面でも安定した歩行が可能です。

チベットは、ハイカット化とラバーの補強によって重量がさらに増している点が特徴です。このスペックの違いが、実際のフィールドでの使用感や疲労度に影響を与えます。

日本人の足型へのフィット感とタホーが活躍する登山シーン

タホー(特に現行のタホープロII GT)の大きな特徴は、日本人の足型にフィットしやすい設計になっている点です。海外ブランドの靴でありながら、日本の登山者の足に合いやすいよう調整されています。

足幅や甲の高さが適切に設計されているため、長時間の歩行でも足が痛くなりにくいというメリットがあります。この優れたフィット感が、タホーの根強い人気を支える要因です。

道具を選び中のあなた

海外ブランドの登山靴は幅が狭くて日本人の足には合わないイメージがある。

ソトギア

ローバーのタホー(特にWXLモデル)は、日本人の足型に合わせて幅や甲の高さにゆとりを持たせた設計になっているため安心です。

日本人の足は、一般的に欧米人に比べて幅が広く甲が高いという特徴があります。タホーはこの特徴を考慮し、つま先周りに十分なスペースを確保しつつ、かかと部分はしっかりとホールドする木型を採用しています。

これにより、長時間の歩行でも足の指が圧迫されず、爪が痛くなったり外反母趾の痛みが悪化したりするリスクを軽減します。日本の多様な山岳地形を歩くうえで、このフィット感は大きなアドバンテージとなります。

タホーが最も活躍するのは、無雪期の一般登山道における縦走や、小屋泊まりの登山シーンです。適度な剛性と歩きやすさが両立しており、幅広い難易度の山に対応できます。

ソールにはしっかりとしたシャンクが入っているため、岩場や木の根が露出した急坂でも足裏が痛くなりません。それでいて、足首の自由度が高いため、軽快なペースで歩き続けることができます。国内の多くの山において、万能とも言えるパフォーマンスを発揮します。

ハードな縦走や重荷を背負う状況でチベットが選ばれてきた理由

チベットは、タホーをベースにさらに厳しい環境を想定して進化させたモデルです。そのため、想定される用途も、より過酷な山行へとシフトしています。

特に、テント泊や長期の縦走などで、20kgを超えるような重い荷物を背負う状況でチベットは本領を発揮します。荷物が重いと足元への負担が急増するため、高いサポート力が必要です。

チベットのハイカット設計と高いカフは、足首のグラつきを徹底的に抑え込みます。これにより、重荷を背負った状態でも足関節を痛めるリスクを軽減し、安全な歩行をサポートします。

重いテントや数日分の食料を背負う縦走登山では、足裏に加わる荷重が非常に大きくなります。タホーでも対応は可能ですが、よりソールの剛性が高く、靴底がたわみにくいチベットのほうが、足裏にかかる負担を圧倒的に軽減できます。

岩稜帯などの過酷なルートでは、一歩一歩の安定性が命に関わります。チベットはその高い剛性によって、極小の足場でも確実に立ち上がることができるため、北アルプスの大キレットのような難所を歩く登山者から絶大な支持を得ていました。

【生産終了】ローバー チベットの現状と過去のユーザー評価

チベットは、ハードな登山において絶大な信頼を獲得していたモデルですが、現在は生産が終了しています。メーカー公式の取り扱いもないため、新品での入手は極めて困難な状態です。

ローバー タホー チベット 違い 【生産終了】ローバー チベットの現状と過去のユーザー評価
※画像はイメージです

しかし、その優れた性能から、過去の評判やスペックの比較対象として今なお語り継がれています。ここでは、チベットを実際に使用していたユーザーの声をもとに、その評価を整理します。

かつて多くのアルピニストを支えたチベットが、どのようなメリットとデメリットを持っていたのかを確認していきましょう。

道具を選び中のあなた

チベットがそんなに良い靴なら、中古で探してでも手に入れたいけれど。

ソトギア

中古の登山靴はソールの劣化(加水分解)による剥がれなどのリスクが高いため、安全性の観点から購入はおすすめできません。

\ローバー タホーの口コミ/

ローバー
¥39,998 (2026/10/23 18:59時点 | Amazon調べ)

ローバー チベットの良い口コミ(良い点)

チベットは、過酷なアルパイン環境に対応するための装備として、非常に高い完成度を誇っていました。実際にこの靴を信頼し、数々の難峰を制覇してきたベテラン登山者からは、その強靭な作りを絶賛する声が多く届いています。

特に、長期間にわたる縦走や、足場の悪い岩場での安定感は、他の登山靴では代替できない唯一無二の魅力として評価されていました。過去のユーザーから寄せられた具体的な良い口コミは以下の通りです。

  • 履き込むほどに自分の足の形にしっかりと馴染んでいき、抜群のフィット感へと成長する
  • タホーよりもシューレースフックが1段多いため、足首のカット位置が高くホールド感が極めて優れている
  • タホーに比べてラバーの巻き上げが高くなっており、鋭い岩場での擦れに対する耐久性が非常に高い
  • 背負う荷物が重いシチュエーションでも、足首と足を強力にサポートして安定した歩行ができる
  • 新品で購入して使用を開始してから8ヶ月が経過した時点でも、型崩れせず履き心地が非常によい
  • ハイカットで重量感がある仕様だが、実際に歩いてみるとソールの転がりが良く重さをあまり感じずに軽快に進める

このように、チベットは一度足に馴染めば、重荷を背負った過酷な縦走でも疲労を抑え、足を保護してくれる頼もしい相棒でした。長年にわたって愛用され続けた理由が、これらの口コミからもよく分かります。

ローバー チベットの気になる口コミ(気になる点)

非常に高いスペックを持つチベットですが、すべての登山者にとって完璧な靴というわけではありませんでした。設計上の特徴や、現在の販売状況に関する気になる声も存在します。

一方で、チベットはそのプロ仕様とも言える極端な設計ゆえに、一般的な登山者にとっては扱いづらいと感じる部分もありました。また、現在の入手環境については、致命的とも言える課題が指摘されています。

購入を検討していたユーザーや、実際に使用していたユーザーから寄せられた気になる口コミは以下の通りです。

注意したいこと

  • 残念ながら現在は生産終了となっており、公式での取り扱いがないため、店頭やネットでの新規購入が極めて難しい
  • タホーと比較して足首 of フックが1段多くハイカットな設計であるため、そのぶん製品としての重量が増している

チベットが生産終了したことで、インターネットのオークションサイトやフリマアプリ等で中古品を探しようとする方もいます。しかし、登山靴の中古購入には極めて高いリスクが伴うため推奨されません。

登山靴のソールは、使用の有無に関わらず保管環境によって経年劣化(加水分解)が進みます。見た目は綺麗であっても、山行中に突然ソールが剥がれ落ち、行動不能に陥る重大なトラブルに繋がる恐れがあります。

【これ一択】ローバー タホーの口コミと長く愛用される理由

予約前に確認したいこと

チベットが手に入らなくなった現在、ローバーの本格レザー登山靴を選ぶ際の主役となるのが「タホー(タホープロII GT)」です。このモデルは現在も公式に取り扱いがあり、新品で購入可能です。

日本人の足に合いやすいフィット感と、メンテナンスによって非常に長く使える耐久性が多くの登山者に支持されています。ここでは、タホーを実際に使用しているユーザーの生の声を紹介します。

これからタホーの購入を検討している方は、これらの評価をぜひ参考にしてください。

道具を選び中のあなた

タホーは滑りやすいという噂を聞いたけれど、実際のところはどうなのだろう。

ソトギア

路面状況によっては滑りやすいと感じる場面もありますが、ソールの特性を理解し、適切な歩行技術を身につけることでカバー可能です。

ローバー タホーの良い口コミ(良い点)

タホーは、初めて本格的なレザー登山靴を購入するエントリーユーザーから、何十年も登山を続けているベテランまで、幅広い層から圧倒的な支持を集めているロングセラーモデルです。

その最大の魅力は、過酷な山行に耐えうる頑丈さを持ちながらも、日常的なハイキングや日帰り登山でもストレスなく使用できる絶妙なバランスにあります。実際に使用しているユーザーから寄せられた、製品の良い点に関する口コミは以下の通りです。

ここがポイント

  • 日本人の足の形にフィットしやすい特徴的な設計になっており、幅広甲高の足でも当たりが出にくく疲れにくい
  • ソールの張り替えに対応しているため、長年の使用でソールが摩耗してもメンテナンスをして長く履き続けられる
  • 定期的にワックス加工などのお手入れを行うことで、レザーに深い味わいが出て10年以上にわたって育てて使うことができる
  • タホープロII GTはハイカットで26.5cm相当の片足重量は870gであり、しっかりとしたシャンクも搭載されているため本格的な登山をしっかりと支えてくれる
  • 履き慣らすことでレザーが足に馴染み、優れた耐久性とサポート力を発揮してくれるため信頼性が高い
  • ハードな縦走だけでなく、低山からアルプスの一般登山道まで幅広いシーンでマルチに活用できる汎用性の高さがある

このように、タホーは日本人の足に馴染みやすく、手入れを怠らなければ10年以上も使い続けられる点が大きな魅力です。ソールの張り替えができるため、愛着のある靴を長く愛用したい人に最適です。

\チベットの実力/

ローバー
¥39,998 (2026/10/23 18:59時点 | Amazon調べ)

ローバー タホーの気になる口コミ(気になる点)

非常に完成度の高いタホーですが、いくつかの弱点や使用上の注意点も指摘されています。特に、滑りやすさに関する懸念や、メンテナンスに必要な手間については、購入前に知っておくべきポイントです。

実際に使用したユーザーから寄せられた気になる口コミは以下の通りです。

注意したいこと

  • 登る山の地質や、登山道が濡れているなどの路面条件によっては、足元が少し滑りやすいと感じることがある
  • ヌバックレザーの良さを維持し、高い防水性と耐久性を保つためには、定期的にワックス加工を行うなど丁寧なお手入れが欠かせない

タホーのソールは硬めに設計されているため、舗装路や平らな濡れた岩場などでは接地面積が狭くなり、滑りやすいと感じることがあります。これは靴の欠陥ではなく、本格的な登山靴に共通する特性です。

濡れた場所では足裏全体で接地するように歩く、あるいは歩幅を狭くするなどの歩行技術を意識することで、滑りやすさは十分にカバーできます。ソールの特性を理解して履きこなすことが大切です。

また、ヌバックレザーを維持するためには定期的なワックス加工が欠かせません。合繊繊維の靴に比べると手入れの手間はかかりますが、その手間こそが愛着へと変わる要素でもあります。

登山靴を長持ちさせるメンテナンスとソールの張り替え方法

ヌバックレザーを使用したローバーの登山靴は、適切なメンテナンスを行うことでその寿命を飛躍的に延ばすことができます。特にタホーは、ユーザー自身の手で「育てる」ことができる靴です。

ローバー タホー チベット 違い 登山靴を長持ちさせるメンテナンスとソールの張り替え方法
※画像はイメージです

高価な登山靴だからこそ、一度購入したらできるだけ長く履き続けたいと考えるのは当然です。そのためには、日常のお手入れと、時期を見極めたソール張り替えの知識が欠かせません。

ここでは、タホーを10年以上愛用するための具体的なメンテナンス方法と、ソールの張り替えについて解説します。

道具を選び中のあなた

レザーの登山靴は手入れが難しそうで、自分にできるか不安だ。

ソトギア

最初は手間に感じるかもしれませんが、手順さえ覚えれば難しくありません。ワックス加工を重ねることで、自分だけの特別な一足に仕上がっていきます。

\チベットの実力/

ローバー
¥39,998 (2026/10/23 18:59時点 | Amazon調べ)

10年育てるために欠かせない定期的なワックス加工の手順

ヌバックレザーの登山靴を長く愛用するためには、定期的なワックス加工(WAX加工)が非常に効果的です。ワックスを塗ることで、革に栄養を与え、強力な撥水性と耐久性を持たせることができます。

まず、使用後の登山靴の汚れをブラシや水洗いで完全に落とし、しっかりと乾燥させます。汚れが残ったままワックスを塗ると、革の呼吸を妨げたり傷みの原因になったりします。

道具を選び中のあなた

ワックス加工をするとヌバックレザーの元の風合いや色が変わってしまうのが心配だ。

ソトギア

ワックスを重ねることで革の色は濃くなり、ツヤのある外観へと変化しますが、それがレザーを「育てる」味わいであり耐久性の証になります。

次に、レザー用の栄養クリームやワックスを専用のブラシや布、あるいは指を使って薄く全体に塗り伸ばしていきます。特に屈曲部や縫い目の部分は念入りに行います。

ワックスを塗った後、少し置いてからブラシで磨き込むことで、レザーに美しいツヤが生まれます。この工程を数回繰り返すことで、雨や雪を完全に弾く堅牢なレザーへと育ちます。

ワックス加工を施すことで、レザーの繊維が引き締まり、岩や木との摩擦に対する強度が格段にアップします。また、革が乾燥してひび割れるのを防ぎ、防水スプレーだけでは得られない強力な撥水効果を長期間維持できます。

ソールの摩耗時に対応する張り替えサービスとコストの目安

どんなにレザーを手入れしていても、登山を繰り返すうちに靴底のソールは必ず摩耗していきます。しかし、タホーはソールの張り替え(リソール)に対応している設計になっています。

ソールのブロックがすり減って丸くなってきたら、ソールの張り替えを検討するタイミングです。また、ソールの接着剤が経年劣化で剥がれるリスク(加水分解)を避けるため、5年前後での張り替えが推奨されます。

張り替えは、ローバーの取扱店や専門の靴修理店に依頼することができます。ソール全体と、周囲のラウンドラバー(泥よけのゴム部分)を新しいものに交換してくれます。

ソールの張り替えは、単に靴底のゴムを新しくするだけでなく、つま先や周囲を保護しているラバーパーツ(ランドラバー)の交換も同時に行うのが一般 的です。これにより、靴全体の気密性と防水性が再び向上します。

お気に入りの登山靴を自分の足型に馴染ませるには、かなりの時間と歩行距離が必要です。一度馴染んだアッパーを捨てずに、ソールだけを新しくして履き続けられるリソールは、長期的に見れば非常に経済的な選択肢です。

  • ワックス加工を行うことで防水性と耐久性が飛躍的に向上する
  • 使用後は汚れを落として完全に乾燥させてから手入れを行う
  • ソールの摩耗や経年劣化に合わせてソールの張り替えが可能
  • リソールを繰り返すことで10年以上同じ靴を履き続けられる

【結論】今選ぶならタホープロII GT一択!購入時の選び方まとめ

この記事のまとめ

ローバーの「タホー」と「チベット」は、どちらも本格的な縦走に対応する素晴らしい登山靴ですが、現在の市場環境を考慮すると選択肢は絞られます。チベットはすでに公式取り扱いが終了しているためです。

これから本格的なレザー登山靴を購入し、長く山行を楽しみたいと考えているのであれば、結論として「タホープロII GT」の一択となります。入手性、メンテナンス性、日本人の足型への適合度のすべてにおいて優れています。

最後に、タホープロII GTを選ぶべき理由と、購入時に後悔しないためのサイズ選びのポイントをまとめます。

道具を選び中のあなた

もしチベットの在庫がネットで見つかったら、そちらを買っても良いのだろうか。

ソトギア

長期保管されたデッドストック品は、未使用であってもソールの接着剤が劣化している可能性が高いため、安全面から購入は避けて現行のタホーを選ぶべきです。

\チベットがおすすめ/

ローバー
¥39,998 (2026/10/23 18:59時点 | Amazon調べ)

生産終了のチベットではなくタホーを選ぶべき明確な理由

チベットは非常に高いサポート力と耐久性を持つ魅力的なモデルでしたが、生産終了している現状では、あえて探して購入するメリットはほとんどありません。登山中のソールの剥がれなどは命に関わるリスクとなります。

そのため、現行モデルとしてメーカーのサポートが受けられ、ソールの張り替えも安心して行えるタホープロII GTを選ぶのが最も賢明な判断です。タホーもまた、日本の多くの登山シーンで十分すぎる性能を持っています。

チベットの在庫を探すことに時間を使うよりも、現在も公式取扱があり、日本人の足に最適化されたタホープロII GTを手に入れて、一刻も早く山で履き慣らすほうが、登山ライフをより豊かにすることに繋がります。

タホーは、適切な手入れとソールの張り替えを行えば、間違いなくあなたの登山の頼もしい相棒として10年以上機能し続けてくれます。この先長く続く登山人生を支える靴として、タホーは最良の選択肢です。

最適なフィット感を手に入れるためのサイズ選びとフィッティングのコツ

タホープロII GTの優れた性能を引き出すためには、自分に最適なサイズを選ぶことが何よりも重要です。サイズが合っていないと、靴擦れや足の痛みの原因になります。

購入の際は、登山用の厚手のソックスを持参し、実際に店舗で試着することをお勧めします。足を入れて紐を結ぶ前に、つま先を靴の先端に当てた状態で、かかと側に人差し指が1本入る程度の隙間があるのが目安です。

その後、しっかりと紐を締め、かかとが靴の中で浮かないか、甲や幅に圧迫感がないかを確認します。店舗に設置されている傾斜台などを歩き、つま先が当たらないかもチェックしましょう。

フィッティングの際は、ただ立っているだけでなく、実際に歩いて足のズレを確認することが大切です。下り坂を想定して、つま先側に体重をかけたときに、指先が靴の先端に当たって痛まないかを必ず確認してください。

少しでも当たると感じる場合は、サイズが小さすぎるか、靴紐の締め方が緩い可能性があります。スタッフのアドバイスを受けながら、ソックスの厚みやインソールの変更なども含めて最適なフィッティングを追求しましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次