こんにちは、セーフです。夏山の登山で背中の汗ムレに悩んでいませんか? 本格的な登山にステップアップしようとすると、ザックの性能が快適さを大きく左右します。
ザ・ノース・フェイスの登山ザックの中でも特に人気の「ウラノス」と「テルス」。見た目は似ていますが、実は開発コンセプトが全く異なり、それぞれ得意なフィールドがあります。あなたの登山スタイルに本当に合うのはどちらなのか、この記事で徹底的に比較し、後悔しないザック選びのお手伝いをします。

ウラノスとテルス、結局どっちが自分に合ってるんだろう?特に夏山の汗対策が重要なんだよな…

セーフの結論としては、本格的な夏山縦走での快適性を追求するなら、圧倒的な通気性を誇るウラノス一択です
- ウラノスとテルスの5つの決定的な違い
- 夏山で圧倒的に蒸れない背面構造の秘密
- 重い荷物でも疲れにくいフィット感の差
- あなたの登山スタイルに最適なモデルの選び方
コンパクトさ重視ならコレ
収納力と汎用性の最適解
ノースフェイス ウラノスとテルスの決定的な違い比較一覧表
まず、ウラノスとテルスのどちらがあなたに適しているかを判断するために、両者の最も重要な違いを一覧で把握することが重要です。この比較表を見れば、それぞれのザックがどのような思想で設計されているかが一目瞭然となります。
| 機能/項目 | ウラノス (Ouranos) | テルス (Tellus) |
|---|---|---|
| 背面構造 | トランポリン構造(高通気性) | EVAフォーム+メッシュ(高安定性) |
| 背面長調整 | あり(35/45Lモデル) | なし |
| メイン素材 | 100Dチェスナイロン(軽量性重視) | 260Dリサイクルナイロン(耐久性重視) |
| 推奨用途 | 夏山縦走、本格登山、ステップアップ | 登山入門、日帰り、小屋泊、汎用性 |
| 価格帯(35Lモデル) | 約27,500円~ | 約25,850円~ |
| コンセプト | 快適性とフィット感を追求する本格モデル | 耐久性とコストのバランスが良い定番モデル |
この表からわかる通り、ウラノスは「通気性」と「フィット感の個別最適化」に特化しており、より過酷な状況下での快適性を追求するモデルです。一方、テルスは「耐久性」と「幅広いシーンで使える汎用性」を重視した、登山初心者でも扱いやすい定番モデルと言えるでしょう。
ウラノスとテルスの用途・機能別スペック一覧
次に、より具体的なスペックを容量別に比較します。特に重量や素材の違いは、長時間の山行での疲労度に直接影響を与える要素です。
| モデル | 容量 | 重量 | 素材 |
|---|---|---|---|
| ウラノス25 | 26L | 約970g | 100Dチェスナイロン |
| テルス25 | 26L | 約910g | 260Dリサイクルドビーナイロン |
| ウラノス35 | 36L (M) | 約1,315g | 100Dチェスナイロン |
| テルス35 | 35L (M) | 約1,470g | 260Dリサイクルドビーナイロン |
| ウラノス45 | 45L (M) | 約1,370g | 100Dチェスナイロン |
| テルス45 | 43L (M) | 約1,650g | 260Dリサイクルドビーナイロン |
スペックを踏まえた上で、セーフが考える両者の決定的な違いを5つのポイントにまとめます。
- 背面構造の思想: 汗ムレを「空間」で解消するウラノスと、背中に「密着」させて安定させるテルス。
- フィット調整機能: 自分の体格に合わせられるウラノスと、日本人向けに最適化されたシンプルなテルス。
- 素材の選択: 軽量性と引き裂き強度を両立したウラノスと、頑丈さで信頼感のあるテルス。
- ターゲットユーザー: 登山に慣れ、より快適さを求める中級者向けのウラノスと、これから登山を始める初心者に最適なテルス。
- コストパフォーマンス: 最新機能への投資と考えるウラノスと、必要十分な機能を備えた堅実な選択肢のテルス。
結論として、ウラノスは「夏山の快適性を追求する登山者のためのステップアップモデル」、テルスは「あらゆる登山の入り口となる、信頼性の高いスタンダードモデル」という立ち位置になります。
初心者向けテルスと本格縦走向けウラノスの開発コンセプト
ウラノスとテルスは、どちらも日本を代表するアウトドアブランド、ザ・ノース・フェイスが手掛ける人気の登山ザックです。しかし、その開発背景とコンセプトには明確な違いがあり、それが機能性の差となって表れています。
夏山縦走で汗ムレを解消する背面構造の徹底比較
登山、特に夏場の長時間の歩行で最も大きな悩みとなるのが「背中の汗ムレ」です。この問題に対するアプローチの違いが、ウラノスとテルスを最も特徴づけるポイントと言えます。
蒸れを劇的に防ぐウラノスのトランポリン構造の仕組み
ウラノスが採用する「トランポリン構造」は、その名の通り、トランポリンのように張られたメッシュパネルが背中に接する構造です。
軽量なアルミニウムフレームを絶妙な曲線で湾曲させることで、ザック本体と背中の間に物理的な空間を生み出します。この空間を空気が通り抜けることで、汗をかいても即座に蒸発させ、背中を常にドライな状態に保ちます。高温多湿な日本の夏山環境において、この通気性は汗冷えによる体力消耗を防ぎ、快適な山行を支える生命線となります。
定番テルスのEVAフォームとメッシュ構造による背中の安定性
一方、テルスは長年採用されてきた信頼性の高い背面構造を持っています。クッション性の高いEVAフォームと通気性の良いメッシュを組み合わせた背面パネルが、背中に直接フィットします。
この構造の最大のメリットは、荷物の重心が体に近くなることによる「安定感」です。ザックと体が一体化するため、荷物が左右に振られにくく、特に登山道が荒れている場所や、重い荷物を背負った際の歩行バランスを保ちやすいのです。初心者の方が安心して最初の一歩を踏み出すために、この安定性は大きな魅力となります。

トランポリン構造って、荷物が背中から離れて不安定にならないの?

ご安心ください。フレームとヒップベルトが絶妙な曲線で設計されており、腰に荷重がしっかり乗るため、荷物が背中に追随するような一体感が得られます
背中とザックの間に空間を設けるウラノスの通気性の優位性
両者を比較すると、通気性においては明確にウラノスが優位です。テルスも背面パネルに通気路を設けるなどの工夫がされていますが、物理的に空間を作り出すウラノスの涼しさには及びません。
特に、立ち止まった際の休憩中に背中を吹き抜ける風の心地よさは、ウラノスならではの体験です。汗による不快感やウェアの濡れを最小限に抑えたいと考えるなら、ウラノスを選ぶべきです。
背面構造が異なることによる背負い心地の感触の違い
背負い心地の感触を言葉で表現するならば、ウラノスは「ふわりと軽く、背中が常に涼しい」感覚です。ザックが背中に乗っているというよりも、腰と肩で支えられている感覚が強いです。
対してテルスは「ピタッと背中にフィットし、守られているような安心感」があります。荷物との一体感を感じやすく、歩行時の安定性を重視する方には好まれる背負い心地です。
重装備の疲労を左右する荷重分散と体型へのフィット機能
小屋泊やテント泊縦走となると、荷物は10kg以上になることも珍しくありません。この重い荷物をいかに効率よく体で支え、疲労を軽減するかが、ザック選びの重要なポイントです。
重い荷物を肩ではなく腰で支える背面長調整機能の有無
登山ザックは、荷物の重量の約7〜8割を肩ではなく腰(骨盤)で支えるのが理想とされています。これを実現するために不可欠なのが「背面長調整機能」です。背面長とは、首の付け根の骨から腰骨の上端までの長さのことで、この長さにザックを合わせることが重要になります。
ウラノスの35Lと45Lモデルには、ベルクロ(マジックテープ)によってショルダーハーネスの位置を上下にスライドさせ、無段階で背面長を調整できる機能が搭載されています。これにより、自分の体格にザックを完璧にフィットさせ、荷重を理想的に腰へ分散させることが可能です。
一方、テルスにはこの背面長調整機能がありません。M、Lといったサイズ展開で大まかな体格には対応していますが、個々人の細かい体型に合わせることはできません。

背面長って、そんなに大事なの?

はい、非常に重要です。背面長が合っていないと、荷重が肩に集中してしまい、数時間の歩行で肩こりや疲労の原因になります。
正しく調整すれば、重さの大部分を腰で支えられるようになりますよ。
ウラノスに内蔵される軽量アルミニウムフレームの役割
ウラノスの背面には、軽量でありながら剛性の高いアルミニウムフレームが内蔵されています。このフレームがザック全体の骨格となり、2つの重要な役割を果たします。
一つは、トランポリン構造のメッシュパネルを支え、背中の空間を確保すること。もう一つは、パッキングした荷物の荷重を効率的にヒップベルトへと伝え、腰で支えるための土台となることです。重い荷物を入れても型崩れせず、常に理想的な荷重分散を維持します。
体格に合わせて細かく調整できるウラノスのフィッティング
ウラノスは背面長調整機能に加え、ショルダーハーネスの上部にあるロードリフターストラップや、チェストストラップ、ヒップベルトなど、各部の調整機能も充実しています。
これらの機能を駆使することで、ザックを体に吸い付くようにフィットさせることができ、歩行中のザックの揺れを最小限に抑えます。長時間の山行になればなるほど、この細かなフィッティング性能が疲労度の大きな差となって現れます。
テルスのシンプルなワイヤーフレーム構造がもたらす軽快さ
テルスは、PEシートと一体化した軽量なワイヤーフレームを採用しています。このシンプルな構造は、日帰りや軽めの小屋泊など、比較的荷物が軽いシーンでの軽快な歩行をサポートします。
調整箇所が少ないため、初心者の方でも迷うことなく直感的に扱うことができます。複雑な機能は不要で、手軽に登山を始めたいという方には、このシンプルさがメリットとなります。
あなたの登山レベルに合わせた容量別モデルの選び方
ウラノスとテルスは、それぞれ25L、35L、45Lといった主要な容量で展開されています。あなたの登山スタイルに最適な容量とモデルを選ぶための指針を解説します。
| 容量 | ウラノスのおすすめ用途 | テルスのおすすめ用途 |
|---|---|---|
| 25Lクラス | 夏の日帰り登山、スピードハイク、通気性を重視するタウンユース | 季節を問わない日帰り登山、ハイキング、普段使い |
| 35Lクラス | 夏の小屋泊縦走、荷物の多い日帰り、オールシーズンでの快適登山 | 季節を問わない小屋泊、登山入門、旅行 |
| 45Lクラス | 夏のテント泊縦走、長期の山小屋泊、本格的な登山 | 荷物の少ないテント泊、長期旅行、キャンプ |
あなたが今後、テント泊での縦走を目指すのであれば、ウラノス45は最高の選択肢となります。テントや寝袋、調理器具など、15kgを超える装備を背負う状況では、ウラノスの優れた荷重分散性能と背面長調整機能が真価を発揮します。
さらに、大量の汗をかくことが必至なテント泊縦走において、トランポリン構造による圧倒的な通気性は、体力消耗を抑え、安全で快適な登山を力強くサポートしてくれるでしょう。
小屋泊や荷物多めの日帰り登山に最適な35Lモデルの比較
35Lクラスは、山小屋を利用した1泊2日の登山に最も適した、汎用性の高い容量です。ウラノス35とテルス35は、それぞれのコンセプトの違いが明確に現れるモデルです。
より快適な山行を求めるなら、背面長調整機能とトランポリン構造を備えたウラノス35がおすすめです。一方、コストを抑えつつ、登山だけでなく旅行などにも幅広く使いたいと考えるなら、テルス35が堅実な選択となります。

35Lか45Lか、容量で迷います…

基本は「大は小を兼ねる」ですが、ザックは大きすぎると荷物が中で揺れてバランスを崩しやすくなります。まずは小屋泊から始めるなら35L、最初からテント泊を見据えるなら45Lを選ぶのが良いでしょう
ウラノス25Lとテルス25Lのサイズ感と普段使いへの適性
25Lクラスは、日帰り登山に最適なサイズです。ウラノス25は、その優れた通気性から、夏の低山ハイクや汗をかくアクティビティで快適さを提供します。
一方、テルス25はよりシンプルな構造で、普段使いのリュックとしても違和感なく溶け込みます。登山だけでなく、通勤や通学、街歩きにも使いたいというニーズには、テルス25の方が適していると言えます。
2泊以上の山行にウラノスの大容量モデルが向く理由
山行日数が2泊、3泊と長くなればなるほど、食料や着替えが増え、荷物は重くなります。そして、疲労も蓄積していきます。
このような長期の山行では、ウラノスの持つ「快適性」が単なる心地よさではなく、安全に山行を続けるための重要な要素となります。背面長を完璧に合わせることで肩への負担を極限まで減らし、トランポリン構造で背中を常に快適に保つ。この2つの機能が、長期山行の成功率を大きく高めてくれます。
撥水性と耐久性に見るコストパフォーマンスと素材の違い
ザックの素材は、重量、耐久性、そして価格を決定づける重要な要素です。ウラノスとテルスは、異なるデニール(糸の太さの単位)のナイロン生地を使い分けることで、それぞれのコンセプトを実現しています。
ウラノス100デニールチェスナイロンの軽量性と耐摩耗性
ウラノスには、メインの生地として100デニールという比較的細い糸を使った「チェスナイロン」が採用されています。これにより、ザック全体の軽量化を実現しています。
細い糸でありながら、格子状に補強糸を織り込むことで引き裂き強度を高めており、岩場などで擦れても簡単には破れない耐摩耗性を確保しています。軽量でありながらも、本格的な登山に必要な剛性と安心感を損なわない、絶妙なバランスを追求した素材選択です。
テルス260デニールリサイクルナイロンの頑丈さと価格帯
テルスには、ウラノスの倍以上太い260デニールの糸を使用したリサイクルナイロンが採用されています。糸が太い分、生地の強度は高く、非常に頑丈です。
多少ラフに扱ってもびくともしない安心感は、特に登山初心者の方にとって大きなメリットです。また、リサイクル素材を使用することで環境へ配慮しつつ、比較的手に取りやすい価格帯を実現している点も、テルスが長年愛され続ける理由の一つです。
ウラノスとテルスの価格差がもたらす機能性の付加価値
ウラノスとテルスの間には、同容量のモデルで約2,000円から5,000円程度の価格差があります。この価格差は、主にウラノスに搭載されている「トランポリン構造」と「背面長調整機能」という、快適性を高めるための付加価値と考えることができます。
単なる日帰り登山であればテルスで十分な性能を持っています。しかし、あなたが今後、より長く、よりハードな登山に挑戦し、「お金で買える快適さ」を求めるのであれば、ウラノスへの投資は十分にその価値があると言えます。
レインカバー内蔵やハイドレーション対応などの共通装備
コンセプトは異なりますが、ウラノスとテルスはどちらもザ・ノース・フェイスの登山ザックとして、ユーザーの利便性を高めるための共通装備を多数備えています。
- レインカバー内蔵: どちらのモデルも、ザックのどこかに専用のレインカバーが標準装備されています。急な雨でもすぐに対応可能です。
- ハイドレーション対応: ザック内部にハイドレーションパックを収納し、チューブを外に出すためのスリーブと排出口が設けられています。行動しながら水分補給ができます。
- 豊富なポケット: 両サイドのボトルポケットや、ヒップベルトのポケット、雨蓋のポケットなど、小物を整理して収納するためのポケットが充実しています。
- ポールループ: トレッキングポールをザックに固定するためのループやストラップが装備されています。
これらの共通装備により、どちらのモデルを選んでも、登山ザックとしての基本的な使い勝手の良さは確保されています。
セーフが考えるウラノスをおすすめする人とテルスを選ぶべき人
これまでの比較を踏まえ、セーフが考えるそれぞれのザックが最適な人をまとめます。あなたの登山スタイルや目指す山行と照らし合わせて、最終的な判断の参考にしてください。
夏山の快適性と本格的な縦走を追求するあなたへウラノス
ウラノスを選ぶべき人は、明確な目的意識を持っている登山者です。
- 夏のアルプスなど、本格的な縦走登山に挑戦したい人
- とにかく背中の汗ムレが不快で、通気性を最優先したい人
- テント泊など、重い荷物を背負って長時間歩く人
- 自分の体格にザックを完璧にフィットさせ、最高のパフォーマンスを発揮したい人
ウラノスは、あなたの登山を次のレベルへと引き上げてくれる、高機能なパートナーです。
夏山の縦走を快適にする最高の相棒
登山初心者や汎用性の高さを求める人へテルス
テルスは、これから登山を始めたい、あるいは幅広い用途で使いたいという方に最適なザックです。
- これから登山を始めたいと考えている初心者
- 日帰り登山や低山ハイクがメインの人
- 登山だけでなく、旅行やキャンプなどにも一つのザックを使い回したい人
- コストを抑えつつ、信頼性の高い定番モデルが欲しい人
テルスは、あなたのあらゆるアウトドアアクティビティの入り口となる、懐の深いザックです。
登山の第一歩を支える信頼の定番
ウラノスとテルス どちらを選ぶべきかセーフの最終提言
ここまでウラノスとテルスの違いを様々な角度から比較してきました。最終的にどちらを選ぶべきか、セーフの結論を改めてお伝えします。
あなたの悩みが「夏山での汗ムレと、重い荷物を背負った際の肩への負担」であり、目標が「本格的な縦走登山へのステップアップ」であるならば、選ぶべきは間違いなくウラノスです。
テルスも優れたザックですが、それはあくまで「標準的な登山」においてです。あなたがこれから挑戦しようとしている、より過酷な環境下においては、ウラノスが持つ「圧倒的な通気性」と「背面長調整機能による完璧なフィット感」がもたらす快適性の差は、価格差以上に大きな価値を持ちます。それは、疲労を軽減し、安全マージンを高め、何よりも山を楽しむ心の余裕を生み出してくれるからです。
失敗しないための最終手順 重りを入れての店頭での試着体験
最終的な決断を下す前に、必ず行ってほしいことがあります。それは、実際に登山用品店の店頭で、両方のモデルを試着してみることです。
その際、ただ背負うだけでなく、店員さんにお願いして10kg程度の重りを入れてもらうことが重要です。重りを入れることで、ザック本来の背負い心地や荷重分散の性能をリアルに体感できます。ウラノスのトランポリン構造がもたらす涼しげな感触と、テルスの安定感のあるフィット感を、あなた自身の背中で確かめてください。そして、ウラノスであれば、店員さんに指導してもらいながら背面長を自分の体格に合わせてみましょう。そのフィット感の変化に、きっと驚くはずです。
よくある質問
- Q**ノースフェイス エクストラショット**の容量は本当に30Lですか?旧モデルとサイズは変わっていますか?
- A
はい、現行のエクストラショットの容量は30Lです。
これはホットショットの27Lよりも大きいサイズで、ショットシリーズの中でも多機能なフラッグシップモデルとして位置づけられています。
容量自体は旧モデルから大きな変更はありませんが、内部のポケット構成や背面システムは、より使いやすく、長時間背負っても疲れにくいように改良されています。
—
- Q**エクストラショット**と**ホットショット**はどちらも**15インチ**の**ノートPC**を収納できますか?
- A
はい、どちらのモデルも15インチまでのノートPCに対応した専用スリーブを内蔵しています。
このPCスリーブはクッション性が高く、メイン収納とは独立した構造になっているため、あなたのノートPCをしっかりと保護してくれますので、通勤や通学、出張でも安心して使用できます。
—
- Q荷物を入れた状態で**自立**しやすいのはどちらのモデルですか?また、それは**通勤**時に役立ちますか?
- A
自立しやすいのはエクストラショットです。
エクストラショットは底面が平らで安定しやすいように設計されているため、中身が入っていても自立しやすいという特徴があります。
これは、カフェで作業する際や、電車内などでリュックを床に置きたい通勤・日常使いのシーンで、非常にスマートで便利な機能です。
ホットショットは丸みのある形状のため、基本的に自立はしません。
—
- Q**ホットショット**の旧型と現行モデルとでは、**背負い心地**に**違い**はありますか?
- A
はい、背負い心地に違いがあります。
ホットショットの現行モデルは、ノースフェイス独自のスパインチャンネル構造がさらに洗練されており、背面パッドの通気性やクッション性が向上しています。
これにより、旧型に比べて背骨への負担が軽減され、長時間の使用でもより快適に背負えるように進化しています。
—
- Q**エクストラショット**と**ホットショット**の**価格**に大きな**違い**はありますか?また、その**価格**差に見合う**違い**は何ですか?
- A
価格には約5,000円前後の違いがあります。
ホットショットの方が比較的価格はお手頃です。
この価格差に見合う違いとして、エクストラショットには「付属の軽量トートバッグ」や「取り外し可能なウエストベルト」、「フリースライニング付きのガジェットポケット」、そして「高い自立性」といった多機能性が追加されています。
特に収納力と多機能性を重視するなら、エクストラショットの価格は妥当であるとセーフは考えます。
—
- Q**エクストラショット**に付属している**軽量**のトートバッグは、どのような時に**おすすめ**ですか?
- A
エクストラショットに付属している軽量なトートバッグは、出先で急に荷物が増えた際や、旅先でメインリュックから一時的に日常使いの荷物だけを取り出して軽量なサブバッグとして使いたい時におすすめです。
右側のショルダーハーネス内部にコンパクトに収納されており、いざという時にサッと取り出せるのが便利なポイントです。
—
- Q**ホットショット**には**SE**(スペシャルエディション)という限定モデルがありますが、通常モデルと機能的な**違い**はありますか?
- A
ホットショットSEは、基本的に通常モデルと機能的な違いはありません。
SEモデルは、限定のカラーや特別な素材、デザインを採用することで、通常モデルとは一味違う個性を楽しむためのモデルです。
機能性や容量(27L)は通常モデルと共通していますので、比較して選ぶ際は「デザインの好み」で判断して問題ありません。
この記事のまとめ
この記事では、ノースフェイスの人気登山ザック「ウラノス」と「テルス」を徹底比較しました。結論として、本格的な夏山縦走での快適性を追求するならウラノス、登山初心者や幅広い用途で使いたいならテルスが最適な選択です。
- 背面構造の違い: ウラノスは背中に空間を作る「トランポリン構造」で圧倒的に蒸れにくく、テルスは背中にフィットする構造で安定性が高い
- フィット感の調整: ウラノスは背面長の調整が可能で体格に合わせられるが、テルスは調整機能がないシンプルな構造
- 主な用途: ウラノスは夏山縦走やテント泊など本格的な登山向け、テルスは日帰り登山や小屋泊など初心者から使える万能モデル
あなたの登山スタイルや、特に何を重視するかによって最適なモデルは異なります。この記事を参考に、ご自身の目指す山行に合った最高の相棒を見つけてください。
本格的な縦走登山への挑戦をサポート
コストと性能のバランスが取れた万能ザック



